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第14回 全ての人に感謝

全ての人に感謝

 

こんにちは。今回引退ブログを担当する背番号1番の神田一真です。拙い文章ではありますが、ご一読いただければ幸いです。

 

正直自分のサッカー人生を振り返ると誰がどう見てもヘタレと感じるのではないか。周りの友達がサッカーをやっていたからというなんとなくの理由でサッカーを始めた。

 

中学生の頃なにも結果を残さず、高校に入学をした私は当時、強豪校と呼ばれる高校に進学する勇気もなく、これから成長していくだろうといい細田学園に入学した。スタッフ、チームメイトに支えられ3年間を通して、チームとしては大きく成長することができたが、選手としては試合に1年生から出場できたこともあり、慢心したまま3年間を終えてしまった。

 

大学に入学して1年目はコロナ禍の影響で合流が遅れた。合流するまでは1人で壁に向かってボールを蹴り、跳ね返ったボールにセービングするという側から見たらやばいやつのトレーニングを繰り返していた。合流後、仲間とサッカーができる喜びを感じた。先輩のGKが少ないこともありすぐにAチームに合流したが、私にできたことはベンチを温めることと年に2、3回もらったチャンスを全て敗戦させてしまうことぐらいだった。

 

2年目にチームは降格。この時点で自分の代で関東リーグでプレーする目標は達成できなくなった。試合に出続けた中での降格は悔しくて情けない感情にさせられた。

 

そして3年目、この年はチームとしても個人としても苦しい時期だった。リーグの強度や雰囲気が全て変わった中で私たちの代は就職活動を迎えた。パフォーマンスが落ちていることは自分でも感じていた。ベンチに座る時間が長くなる。サブGKは試合中、チャンスが回ってくることはほぼない。そんな中できることを探して、いつ回ってくるかわからないチャンスを待っていた。最初はベンチで声を出して叫んでいることを情けないと感じていた。同期がピッチに立ち活躍する姿を見て一緒にプレーできない自分に腹が立った。

 

4年生になったことで抱えてたモヤモヤが解消されることになった。自分が出ていなくてもチームとして最終的に昇格できていれば納得できると思ったからだ。その時点でプレーヤーとしての器が測れるような考えかもしれないが、4年になると本当にその考えがあった。前期最終節から昇格プレーオフ第3戦まで試合に出場したが、リーグは3位。プレーオフでは3戦で勝点0。結果は満足できるものではなかった。プレーオフ4戦目からはベンチに座り、そのまま引退した。

最後の試合に出場できなかった悔しさと、チームとしても昇格できなかったことでかなり後悔が残る4年間になったと感じているが、サッカーを続けてきたことへの後悔はない。

 

プレー中、偉そうに何度も怒鳴って激昂しているGK。お前は走ってないし疲れてないだろってよく思われがちだが、立原さんのトレーニングはかなりキツイ。(特にオフシーズンはやばい)なのでフィールドプレーヤーの選手はGKがビッグセーブをしたらいくらドヤ顔をしていても褒めてあげてください。それだけはお願いです。

 

振り返ってみると嬉しい時より悔しい時の方が長かった4年間でしたが、ここまで続けることができたのは、暢二さん、立原さん、タカさんをはじめとするスタッフ、マネージャーの方々のサポートがあったからです。ありがとうございました。

 

同期のみんなには本当にお世話になりました。途中辞めていった仲間も多くいたけれどこの代でやってきたからこそ、ここまでサッカーを楽しく続けることができたと思います。グラウンドでサッカーをする時、部室での何気ない時間、帰りの電車でさえも今考えるとかけがえのない思い出になりました。本当にありがとう。

 

 

最後に父さんと母さん。18年間サッカーを続けさせてくれてありがとう。なに不自由なくここまでやってこれたのは間違いなく両親のおかげです。恩返しできるように努力します。

 

サッカーを通じて関わった全ての人に感謝しています。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今後も大東文化大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

 

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コメント: 2
  • #1

    48パパ (火曜日, 30 1月 2024 22:14)

    お疲れ様でした。
    良い仲間に巡り会えたからこそ、全ての人に感謝出来るんだよね。
    キーパーは特殊なポジションだから、苦労も多かったと思います。本当にお疲れ様でした。社会人でも頑張って下さいね。

  • #2

    牛島 (土曜日, 09 3月 2024 02:13)

    ガンカツナイッス!