第11回 有意義な時間

有意義な時間

 

こんにちは。今回引退ブログを担当する、背番号17番の竹内壮志です。

4年間の出来事や思い出を振り返りました。稚拙な文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。

大学でサッカーを続けることを選んだ理由は、サッカーを楽しんでやりたい、多くの仲間と出会いたいという理由でした。大きな目標は設定せずに、日々の練習や試合を楽しみたいと考えていました。始まった大学1年目はコロナ禍により想像とは全く異なる形になってしまったが、短い練習時間、少ない試合の中でも充実させることができました。コロナ禍による影響が減った大学2年目は、個人としてもチームとしても結果を残すことができませんでした。Aチームに絡むことができない自分にいらだったりする時期でもありました。しかし、その中でも、自分に足りないものや成長できるものを見直せる時間にすることができました。

大学3年目は個人として大きな決断をした時でした。チームとして個人として、大事な時期に休部という形をとらせていただきました。「サッカーだけが人生ではない」ということはずっと考え続けていた時でした。その中で自分は、将来のために資格を取得したいという決断に至りました。他のチームメイトが、目標に向かってサッカーを取り組んでいる期間に、自分は異なる方向性に向かうことを許してくれた監督、コーチ、チームメイトには感謝しかありませんでした。本当にありがとうございました。最後の代となる大学4年目は、休部明けの9月からサッカー部に復帰させていただきました。「体が思うように動かない」「すぐに息が上がる」「トラップができない」「ロングボールが飛ばない」など休部前では、できていたことができなくなっていました。また、一年生からしたら、「誰だよ、何で今頃」などと思われていたかも知れません。そんな中でも、文句も言わずに迎え入れてくれたことに感謝しています。

振り返ってみると最初に想像していた大学サッカーの形ではありませんが、その時々での決断には悔いは残っていません。サッカーからは離れることになりますが、これまでのことを生かして楽しい人生を送っていきます。4年間本当にありがとうございました。