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第9回 サッカーへの情熱

サッカーへの情熱

 

今回の引退ブログを担当する石束駿典です。大学生になって講義のレポートと反省文以外で文章を書く機会がなかったので非常に新鮮で堅苦しくなってしまうかもしれませんが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

 大学でサッカーを続けることを選んだのはサッカーへの情熱が燃え続けていたからです。高校での最後の大会を怪我により不完全燃焼で終わり、このまま終わりたくないと入学した大学でサッカーを続けることを決めました。そして入学後にzoomでの学校内セレクションを受けて、入部することができ、大東文化大学との出会いに感謝するとともに持てる力すべてを尽くして勝利に貢献しようと誓いました。

そうして大学サッカーをスタートさせるにあたって、1つだけ大切にしている哲学がありました。それは尊敬しているジーコ氏の“ジーコスピリッツ”です。なかでも「献身」を重要視して、チームの勝利のために自分が出来ることを頑張ろうとうまくいかない時の精神的支柱となりました。

 

始まった大学1年目はコロナ禍により思うように活動できなかったが、トップチームに関わることができ、多くの学びを得ることが出来た。本格的に活動できるようになった2年目は都リーグ序盤こそは勝ち点を積んでいたもの徐々に勝つことが出来なくなり、チームを2部へ降格させてしまった。勝てないことへのストレスでうまくいかないことが増え、チームを変化させることが出来ず、自分の無力さを痛感した。3年目になると4年生の奮闘によりチームが1つの方向へ向かい、リーグ最少失点での優勝することができた。加えて東京カップでも優勝することができ、チームとしても個人としても多くの素晴らしい経験を得たシーズンとなったしかし、このときから怪我をする頻度や離脱期間が長くなり、感情のままに動かしてきた身体の管理が難しくなった。

4年目では半分をそれほど関わりがなかった後輩たちと過ごした。怪我でプレーする時間は少なかったが自分のいるチームが勝つために全力を注いだ。新しく就任したタカコーチの熱量もあり今まで以上に勝利へのこだわりというものを表現できたと感じる。全体として「関東昇格」という目標は達成できなかったことは残念ではあるが後悔のない時間であった。

こんなにも濃い年間を過ごすことが出来たのは今まで出会ったチームメイトのおかげでもある。特に同期との時間は素晴らしいもので語り尽くせないほどの出来事はこの先忘れることはないと思う。

 

最後に大東サッカー部に入部し、多くの経験をするきっかけをくれた暢二さんに感謝するとともに出会ったすべて人への感謝を忘れずに次へ進もうと思います。

 

ただの振り返りになってしまいましたが僕のサッカーへの情熱が消えたわけではないので何が起るかは自分もわかりません。とりあえず長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

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コメント: 1
  • #1

    48パパ (木曜日, 25 1月 2024 21:43)

    お疲れ様でした。
    チャンスをくれた方への感謝、大事ですよね。貴方がプレーする姿は何度か拝見しました。ピンチでも顔がビビってない!その姿が頼もしく見えました。
    まだまだ終わりじゃないよね。頑張って下さい。