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第8回 救っていくれたもの

「救ってくれたもの」

 

こんにちは。今回引退ブログを担当させていただきます。背番号16番永坂明竜です。たくさんの経験をした4年間での気付きと、私自身の今後について書かせていただきました。最後まで読んでいただけると、幸いです。

 

 この4年間を振り返ると、多くの場面でサッカーに救われた4年間でした。

例えば、最初の1年は私が思うような大学生活とはいきませんでした。入学する直前に、新型コロナウイルスの影響あり、最初の1年は思うような大学生活が送れずに私自身の気持ちも落ち込んでしまい、私生活が大きく乱れてしまっていました。しかしそんな中で、私を救ってくれたのが、サッカーというスポーツでした。私生活では上手くいかずに気分が乗らなかったり、イライラしたりしている時がほとんどでしたが、練習に行ってボールを蹴っているときだけは、そういった感情から解き放たれた感覚になり、楽しいという感情が自然に出ていました。

また3年生の時は膝の半月板の怪我を経験しました。このときは最後の1年に入る前手前だったため、選手として復帰できるのか、復帰できたとして怪我をする前のコンディションに戻せるのかという不安に襲われたこともありました。そんな中でも練習がある日には毎日グラウンドへ通い、復帰のためのトレーニングをしたり、仲間と軽くボールを蹴ったりしていると、ふとした時に表情がゆるみ、自然と不安な気持ちも小さくなっていました。

ここには書き切れませんが、大小かかわらず多くの場面で私はサッカーに救われています。楽しかったことや苦しかったこともありましたが、サッカーというスポーツと乗り越えといっても過言ではありません。

そしてサッカーに救われた私は、入学前から持っていた一つの夢があります。それはプレイヤーを引退してから指導者としてサッカーに関わりたいという夢です。今までのサッカー人生を振り返ると、多くの時間をともにして夢を見せてくれたサッカーというスポーツは私にとってかけがえのない存在と言えます。そんなスポーツで今度は私自身が子供達に夢を見せてあげる番です。それが私をここまで育ててくれたサッカーに対する恩返しだと思っています。

鈴木暢二監督を始め、スタッフの皆様には4年間で多くのサポートをしていただき、本当に感謝しています。これからはカテゴリーこそ違いますが、同じ指導者として頑張っていきたいと思います。4年間ありがとうございました。

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コメント: 2
  • #1

    48パパ (木曜日, 25 1月 2024 21:38)

    お疲れ様でした。
    スポーツに救われる事って、沢山ありますよね。観戦に依るもの、プレーに依るものなど、娯楽としての喜びやストレス発散など、色々な形で救われますよね。
    指導者の道も、また楽しい事だと思います。頑張って下さい。

  • #2

    yommy (水曜日, 21 2月 2024 20:42)

    4年間お疲れ様でした。

    沢山の経験を通して、成長した自分を次に繋げていく、楽しみですね。
    頑張ってください。