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第三十七回 FW酒匂駿斗「ついに俺は目覚めた」

こんにちは。俺の居場所をゼンリーで常にチェックしております徳本くんから指名が入り

今回ブログを担当させていただきます。2年の酒匂駿斗です。

みんな自粛をしよう。自粛をしよう。自粛しよう。緊急次第宣言が解除されても自粛は続くでしょう。自粛をしよう。そろそろコロナウイルスに自粛してもらいましょう。学校に行きたくない、めんどうくさいと思っていてもさすがに4ヶ月行かないと行きたくなってくるものですね。今1番思うのはサッカーやりたい。今まで当たり前のように出来ていたことが当たり前ではなくなって、当たり前に出来ていたことがどれだけ幸せだったことかを今改めて感じることができています。感謝。

 

僕は正直、今までのサッカー人生は後悔しかありません。サッカー始めて今年17年目のシーズンが始まりました。自分は小学校の頃から真剣にやれだの、本気でやれだの、言われ続けてきました。でもその時は、
「本気でやってるのになんで?」、「こっちは本気でやってるんだよ。うっせー大人たちだな」
って思っていました。でも高校の時に気づきました。今まで本気でやってこなかったわけではない。どこかで自分をセーブしている自分がいたのだと。高2の夏セーブしない自分を、始めて見つけました。そしてインターハイでトップチームのベンチに入りました。サッカー人生でベンチを経験したことが一度もなかった自分が、ベンチから試合を見ているのがなんというか。

「試合に出られない人って、こんな気持ちなんだな」

って感じました。次の選手権のメンバーはわざと外れるように紅白戦で悪いプレーをしました。わかっていたんです。Aチームにいても試合に出られないことを。

今でも覚えています。当時のコーチに、

「おまえどうしたんだ」、「俺はおまえを使って欲しいんだって監督に推してるんだぞ」
そう言ってくれたことを。それに答えられなかったことを。俺は何という誤ちを犯してしまったのか。そして自分達の代が始まり、スタートで出れるようになりました。こんな俺だから「もうやべぇ」って思った時には遅かったですよね。あっという間にスタメンとられて、この時にはセーブしてない120%の力を出す俺はいませんでしたね。夏の合宿の時にコーチから試合の後呼び出され、このままでいいのかって怒鳴られました。その時はなにも言えませんでした。自分でもこのままじゃダメだって、わかっているのに。もう気づいた時には遅かったんですよね。まあそうですよね。甘い考えのやつがうまく行くわけもなく、選手権一回戦敗退。1秒もピッチに立つことが出来ずに終わってしまいました。こうなるのはもうわかっていたけど。選手権を負けて、目の前なにも見えなくなって3年間結局何もせず終わって、サッカー辞めようって初めて思いました。。

 

でも最終的にはこのままでは終われないって

思って今があります。大学では後悔しないでやり切って終わる。このチームは関東昇格を目標にしています。俺は関東でプレーしたい。不可能なことではない。この休み期間に誰よりも努力し自主練に励みタイガーショットを身につけました。俺のタイガーショットでこのチームを関東でプレーさせます。早く皆さんに会えることを楽しみにしています。

 

なんだかんだ今とても充実しています。とても濃い時間を過ごすことが出来ています。

いろんな人に感謝。今では中山こーせいが恋しい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝。

 

 

 

俺、彼に愛されすぎて困ってます。続いては俺のこと好きすぎるイケメンでちょっぴり可愛い実は寂しがり屋さんの菅野卓人です。おねがいします。