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第三十回 DF筒井爽「経験から学ぶ」

今回ブログを担当させていただきます筒井爽です。

 

新型コロナウイルスの大流行により緊急事態宣言が発令されている今、不要不急の外出を控えて、こまめな手洗いうがいを徹底しましょう。また、この緊急事態の中でも自らの生命の危機を顧みず、生活インフラや医療現場を支えてくださっている方々、本当にありがとうございます。この場を借りて感謝の言葉を伝えさせていただきます。

 

昨年の秋、私の地元が台風により被害に遭いました。川が氾濫し、堤防が決壊し、住宅街に水が流れ込み、街を土砂が覆いつくしました。

この災害により犠牲者も出ました。私がお世話になった方々、親戚や友人、慣れ親しんだ場所も被災しました。

 

 

台風に襲われた翌朝、私はニュースでその惨状を知りました。

私自身も一人暮らしをしていて、近くの場所が浸水し、家が停電するなどの多少の被害はありました。

 

しかし、地元の友人の家は土砂や汚水にまみれ、背丈以上の浸水により家にあったほとんどの物が流されたり、処分しなければならないと聞きました。

 

私にも何かできることがあるのではないか、今こそお世話になった人への恩を返す時ではないのかと考え、居ても立っても居られず帰省し、微力ながら復旧のお手伝いをさせてもらいました。

 

いざ、被災した現場を目の当たりにすると胸が痛くなるほどひどい惨状でその場に立ち尽くしてしまいました。

 

幸い実家付近は無事でしたが、数キロ先では家に入ってしまった土砂を撤去する人や車が行き交っていました。

 

中学時代に毎日通った河川敷のグランドも冠水し、半年以上経った現在でも完全復旧には至っていません。

 

 

この大きな災害を経験して、今自分が普通に暮らしていられること、大好きなサッカーができることが当たり前のことではないということ、この「普通や当たり前」に感謝しなければならないと痛感しました。

 

 

今はコロナの影響で自粛期間が続いています。

 

私が災害で経験したことと同じように、自分たちができることを考え、率先して協力することが終息に繋がると思います。

 

 

拙い文章になってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。