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第二十六回 MF尾崎秀太郎「普段と違うことをやってみる」

日本一美しく高い山がある町で育ったおかげで、日本一真っ直ぐな男に育った勝俣君から指名されました。新3年の尾崎秀太郎です。

 

新型コロナウイルスの大流行により緊急事態宣言が延長された今、不要不急の外出を控えて、こまめな手洗いうがいを徹底しましょう。また、この緊急事態の中でも自らの生命の危機を顧みず、生活インフラや医療現場を支えてくださっている方々、本当にありがとうございます。この場を借りて感謝の言葉を伝えさせていただきます。

 

私はこの期間の生活について振り返ってみようと思います。

今は、実家に帰り生活しています。私の住んでいる地域はコロナウイルス感染者が千葉で最も多い地域です。そのため人が多い時間は避けて朝6時に起きて河川敷に行き、10時半頃までボールを蹴ります。早起きは苦手ですが頑張って起きています。

ここまでは良いスタートですが、ここからが問題です。帰って朝食をとり風呂に入るといつも気づいたら夢の中です。起きるともう15時頃になっています。そして昼食をとり、ダラダラしてしまい時間が経ち夕方の18時頃にランニングをしてストレッチをします。

自分のサッカー人生で骨折や捻挫などの接触での怪我したことはないのですが、唯一怪我したことがあり中学の時、腰椎分離症になって半年サッカーができない時期がありました。この苦い経験から普段は都内のジムに行って、腰のケア、自分に必要な部分の筋トレとストレッチをしています。現在は自粛中でジムには行けていませんが、家でできる範囲で体のメンテナンスをしていて自分に甘い私でもこれだけは徹底しています。

そして夕食、風呂をすませた後、寝る前に友達とウイイレで対戦します。複数の友人と対戦するのですが、その中の1人に4年間の対戦成績で焼肉を賭けている友人がいるのでとても熱い試合となります。

こうして私の1日が終わります。家でじっとしていられない性格の私は普段以上にボールにさわっているかもしれません。おかげで自粛前と同じぐらい動けますが、この期間だからこそできる普段と違うことをやらないともったいないと思います。

小・中学生の1年間に比べて大学生の1年間は一瞬に感じます。それは幼少期の方が必然的に新しいことに挑戦する環境がありますが、大人になると偏った同じ生活ばかりしていて、新しい経験が少なくなってきているので、そう感じるのだと思います。だからパソコンを使ってみる、本を読む、料理をしてみるといったように普段と違うことを1日のダラダラしている時間や昼寝をしてしまっている時間に挑戦してこの自粛期間をより充実させられればと思います。

 

次は変態スルーパスを繰り出す変態渋谷君です。