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第十回 MF田口脩人「楽しむ、そしてカッコいい一人の漢へ」

こんにちは。今回部員ブログを担当させていただく4年の田口脩人です。

 

新型コロナウイルスの大流行により緊急事態宣言が出されている今、不要不急の外出を控えることを徹底しましょう。これが今、医療現場や必要不可欠の施設等で働いている方たちのためにも、感染拡大を阻止するためにも私たちができることです。みんなで協力しておうちにいましょう。

 

私はこの自粛期間を、就職活動も兼ねて、田口脩人とはどういう人間なのか、自己分析をして、より自分のことを知る機会にしました。いろいろ考えて自分なりに思ったことを書きたいと思いますので、ぜひ読んでいただけますと幸いです。

 

まず私の人生の最終目標は「カッコいい一人の漢」になることです。これは後ほど説明したいと思います。

 

私は4歳から17年間、サッカーを続けてきました。めちゃくちゃつらいこともたくさんあったし、マジで辞めてやろうとか、何回思ったことかわかりません。もちろんサッカー以外にも空手とか、スイミングとか、英会話とか、ありがたいことにいろんな習い事というか、体験をさせてもらいました。でもサッカーが1番長く続きました。1番つらかったし、きつかったのに1番続きました。この理由は簡単で、好きで楽しくて、熱狂的に打ち込めることだったからだと思います。私の高校時代の恩師が「努力って言葉を使っている時点で、そのモノに対して打ち込めてない」と言っていたことを今でも鮮明に覚えています。好きで楽しくて、熱狂的に、誰に指図されたわけでもないのに取り組んでいることに対して、努力って単語を使うのはめちゃくちゃナンセンス。好きなことをやっている上で、好きだし、うまくなりたいとか、もっと知りたいとか、もっと極みを目指したいと思って熱中しているだけ。その純粋な好奇心だとか、好きとか、楽しいって気持ちが、自分を結果的に成長させることができるし、その舞台の高みを目指していくことができる。こんな感じの教えだったと僕は解釈しています。

 

でもだんだんと大人になっていくと、多くの人が「努力」をする場面が多くなったり、「努力」せざるを得ないことが増えてきてしまうと私は感じます。それは好きとか楽しいことばかりでなく、熱中できないものにも取り組まなければならなくなってしまったということです。しかしそれでは私の人生の最終目標である「カッコいい一人の漢」にはなれません。この目標である「カッコいい」とは、顔とか見た目の話ではなく、肩書きとか、立場とかそういったものをすべて取っ払ったときに残る人間性、一人の漢としての話です。「カッコいい一人の漢」になるためには、日々徳を積み重ねて、やるべきことをしっかりやって、毎日を全力で生きることが必要です。毎日を全力で生きるためには、好きなモノに熱狂的に、楽しむ、つまり日々の行いを「努力」と思わず行えることが「カッコいい一人の漢」への近道なんじゃないかと考えました。だからこそ私はこれからの人生において「努力」しなければいけないモノよりも、私の尊敬する中田英寿さんや本田圭佑さんのように、全身全霊をかけて、熱狂的になれるモノに自分の感情を解放させて、とことん情熱を注いで、気づいたらそれが生きがいになっている、そんな人生を歩んでいきたいと思っています。

 

この自粛期間中に改めて、自分が好きでやっているサッカーだからこそ、もっと熱狂的に、楽しんで取り組まなければいけないなと、自身の行動について考えることができました。そして就職活動や家事とか、一見つまらなそうに思えることも、前向きにやってみることで、意外と楽しくね?みたいな発見もありました。みなさんもこの自粛期間を使って、自分が好きで情熱を持って取り組めること、チャレンジしてみたいことを、まず「楽しむ」ことを念頭に置いて行動したり、自粛期間が終わったらやってみよう!と考える機会にしていただければと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

みなさんできる限り楽しむ心を忘れず、新型コロナウイルスを乗り越えていきましょう!

次回は、熊谷らへんが生んだ奇跡の二頭身、小泉靖弥です。

 

乞うご期待!