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第九回 DF村山竜太「悔しいからこそ」

こんにちは。今回部員ブログを担当します。4年の村山竜太です。

 

はじめに、新型コロナウイルス感染症の大流行により、自らの危険を顧みず従事されている医療関係の方々、本当にありがとうございます。

自分の想いを文章にまとめるのは難しかったですが頑張ってみたので最後まで読んで頂けたら嬉しいです!

 

 

私が大東文化大学のサッカー部に入って1番に感じていることは仲間を「応援」できない人が多いということだ。しかしこれは私自身も高校時代経験したことだ。私は高校時代、自分たちの代ではスタメンで出られるだろうと思っていて実際3年生になった当初はそうなっていた。しかしそのあと入ってきたばかりの後輩にあっさりスタメンを取られた。そこで自分は子供のような態度をとってしまい、「俺が出られないのはあのスタッフのせいだ。」「おれが出てない試合なんて負けてしまえ、自分が出ていたら勝てたのに。」「あいつより絶対おれの方がいいのに。」など試合に出られないことを人のせいにしたり、たいした努力もしてないのに勝手にそいつより上だと思うだけでなんの行動も起こしていなかった。それで勝手に腐って応援中も「別にどうでもいい」などの感情を抱いていたこともあった。

これは負けず嫌いなら誰でもなってしまう感情だと思う。しかし負けず嫌いなこと、自信や野心は大切だがそれがあるだけでなにも行動を起こさないこと、ましてやチームメイトやスタッフなど周りのせいにするということはただただ子供なだけ。試合に出られないには出られないだけの理由があると認めて自分自信にベクトルを向けるということが大切だと思う。

こういった感情を応援しないという悪い方向で行動に表すのではなく、「絶対におれの方がいいってわからせてやる」と思いながらそいつからポジションを奪うまで練習や試合で結果を出し続ける努力をすること。このようなことが高校時代の自分はできていなかった。今考えるとあの応援できないような態度もスタッフ陣には見られていただろうし、あのとき腐らずにもっと努力し続けていれば絶対に試合に出られたのにと後悔している。

 

 そして試合に多く関わらせてもらえるようになって大学で感じていることは試合に出ている人からすればそれで応援しない、ましてや影でぐちぐち言っているなんてただダサいだけ。周りからすれば試合に出ているのだからその人の方が、実力が上って思われるだけということだ。

 

 自分もその気持ちを経験してそれで失敗したからこそ、大東文化のサッカー部では高校時代の自分のようなダサい人間になってほしくない、同じ失敗を繰り返す人ばかりになってほしくないと思う。

野心やどんな感情を抱いていてもいいからチームに「応援」という形で貢献した上で「今度はおれがピッチに立ってやる」と努力し続けてほしい。このような切磋琢磨した集団になることができれば自然と自分たちの目標である関東昇格は近づくのではないだろうか。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

引き続き大東文化大学男子サッカー部の応援宜しくお願いします!

次回は僕と中学、大学と共に過ごした田口修人です!

お楽しみに!