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第2回 FW江原泰貴「いつからだろう」

いつから僕はサッカーを好きになったんだろう。いつから僕はサッカーに夢中になったのだろう。

大人になるにつれて、そう考えることが多くなった。振り返ればサッカーを始めたのは、年中さんの頃、家の近所のサッカースクールに通いはじめた。最初は、みんなとボール蹴るのも嫌で、端っこで泣いていたのを今でも覚えている。みんなが練習している中で、母親とボールを蹴っているだけだった。今思えば、みんなとサッカーしろよって思うがその時は多分ほんとに嫌だったんだと思う笑

そんな自分がここまでサッカーに夢中になり、大学まで長い間サッカーを続けて来れたのは、サッカーが好きなのはもちろんだが、出会いがとても大きかったと思う。

実際に今でも連絡を取り合って遊びに行ったり、飲みに行ったりする人達もほとんどが、サッカーを通じて知り合った人達だ。サッカーをしていたことによって、信頼できる仲間ができて、また辛いことがあっても、真摯に向き合って話を聞いてくれる仲間に出会えたことで、ここまでサッカーを続けてこれた。正直サッカーをやり始めてからは、楽しい思い出だけではなかった。楽しい思い出より辛いことの方が多かった。数え切れないほど、サッカーを辞めようと考えることが多かった。そんな時に、常に励ましてくれたり、悩みを聞いてくれたのもサッカーを通して知り合った仲間たちだった。

竜祈、丈、友空、優は、特にいろいろ相談乗ってくれて、ほんとに助けられた、ありがとう。これ以外にも書き切れないほど、みんなに助けられてここまでサッカーを続けることができた。こうして、最高の仲間に出会えたことは一生の宝物だし、サッカーを好きになってよかったと心から思う。

長くなりますが最後くらい真面目にまだ語らせてください笑

自分が1人の人間としても選手としても、成長できたと思えたのは大学2年生の時だ。大学1年生の時は、周りが全国から集まる上手い選手ばかりで、全く練習についていけずサッカーに対して気持ちがなくなり、遊んでばっかりだった。仲良い仲間も辞めていき、ほんとに自分も辞めようと思っていた。そう思っているうちに、あっという間に1年が終わり、2年生になってしまった。あー今年も新シーズンが始まったよ面倒くさと思いながら、また時間を無駄にするのかと思っていた時に、現在の監督のようじさん、コーチのダソルがBチームのスタッフとして、サッカー部に加わった。そんな自分だったが、ようじさんとダソルの熱い気持ちに段々と心が打たれていきはじめた。大人になっても、ここまで熱い気持ちを持って、自分のことも周りのこともしっかり気にかけてくれて、信頼してくれる人に出会えた時の驚きは今でも覚えている。この2人が、サッカー部のコーチをしてくれなかったら、ほんとに4年間を無駄にしていたかもしれない。ほんとにありがとうございました。

最後になりますが、幼少期から大学までサッカーを続けさせてくれて、1番側で支えてくれた両親には感謝しています。何度も辞めたいとか情けないことも言ったし、八つ当たりをしてしまうこともあったけど、それでも応援し続けてくれてありがとう。大学でサッカーやるつもりのなかった自分に、泰貴には大学に入ってもサッカーを続けて欲しいって言ってくれたからこそ、大学でもサッカーを続けてこれたし、あの言葉がなかったら大学ではやってなかったと思う。今では本当に続けてよかったって思ってるし、最高な仲間に出会えて自分は幸せ者です。これからもたくさん迷惑をかけるけど、親孝行できるように頑張ります。

 

自分らしくないし、長く真面目に語ってしまいましたが、本当にサッカーを続けてきて最高の仲間に出会えて、サッカーには感謝しかありません。これからは、新しい自分の夢に向かって突き進みます。みんなありがとう!!