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第二十回 FW額川賢哉「熱さ」

今回ブログを担当します。三年の額川賢哉です。

初めに新型コロナウイルス感染症の流行により、自らの危険を顧みず業務に従事されている医療関係者の方々、本当にありがとうございます。こういった機会もあまりないので、サッカーから離れたことを書く三年生が多いですが、自分の思う「熱さ」について書かせてもらいます。

 

 私は普段の言動で周りから、冷めていると思われているかもしれません。大東サッカー部は“熱さ”がとにかくあるチームだと、入学してすぐに感じました。ですが、そこに一歩引いてしまう自分がいました。

 

 私は熱いだけというのは好きではありません。

 

 ひねくれているかもしれないけど、例えばサッカーでは技術がまず根底にあって、そこに自分の考え方やチームの戦術があって、そこには熱がついてくるものだと私は考えています。

 従って、熱さが前面に出ていてひとつひとつのプレーを雑にすることがあまり好きではないのです。冷静になれば見えてくるものがあると思ってプレーしています。ですが大東では、「俺らは下手だからとにかく熱くがむしゃらに」とよく言っています。謙虚という意味では良いと思います。ですがその言葉が選択肢を狭めていると感じます。もっといろいろできる選手がとにかく焦ってボールを失うと感じます。冷静さを持ち、相手をよく見ることでプレーの幅が増えると思います。

 こんな私ですが、いつも思ってプレーしていることがあります。それは“目の前の相手だけには負けない。必ずぶち抜いてやる”と。サッカーには必ずと言っていいほど11が生まれます。いつも冷静にふるまってもその相手だけには負けたくないんです。そこには結局“熱さ”が生まれます。だからみんな熱さを持ち合わせているからこそ、ここまで続けているのではないかと思います。

 そして熱い気持ちが技術差などを上回り試合に勝つことがある。これもサッカーの難しいところであり面白いところでもあると思います。そんなサッカーを通して、生意気な私を可愛がってくれている優しい四年生に少しでもプレーで恩返しできたらと、今は思っています。

 

 

次はとにかく可愛くあざとく秋山くんです。

 

期待しましょう。していいです。

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コメント: 2
  • #1

    埼玉県人 (水曜日, 13 5月 2020 12:23)

    こんにちは!
    高校時代から応援しています!
    目の前の相手に負けない気持ちはとても大切です!これからも頑張ってください!

  • #2

    高校の先輩 (水曜日, 13 5月 2020 14:49)

    がんばれけんや